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 キャンパスの友達たちと、原宿まで遊びに出かけた時の事だったんです。
ああいう街だから、さまざまな楽しみを味わうことができるのがとってもいいところです。
よく出かける街の一つだし、その日も皆んなと待ち合わせをして遊びに出ていきました。
表参道や竹下通りでキャッチとかも多くあったりしますよね。
だから、声をかけられた時はそれだって思っていたんです。
ところが、それはモデルにならないか?というものだったのです。
話を聞いていくと、正しくキャッチではないのがよくわかってきました。
友達たちが「弥愛すごーい」なんて冷やかしてきちゃうし、何だかドキドキした気持ちになっちゃったんです。
原宿GAP前のあたりで声をかけてきた人、それなりに名の知れたモデル事務所の人だったのです。
私の事見て、気に入ったのかスカウトされてしまって、やっとこの時が来たのかなって感じがしたのです。
じっくり考えてから答えを出してもいいと言う事で、とりあえずカフェに入って2人で話をすることになりました。
友達たちには目的地に先にいってもらって、私はこの事務所の人から話を聞くことにしました。
デビューするためにもレッスンが必要であり、そのためにはある程度の金額が必要になってくると言う事を話されました。
モデルとしてデビューをしたい気持ちはありましたし、もちろんこのような形で相手に声をかけられるのは凄く喜ばしいことなんだけど、そのレッスン料をみて驚いてしまったんです。
登録料とともに、年間で100万円ほど必要になってしまう事が分りました。
いくら何でも女子大生の私が、そんな金額を持っているわけもありません。

後日連絡してくれればいいという事で、その事務所の人とは別れました。
とってもステキな誘いなんだけど、この金額がどうしても自分では出すことができません。
しかしせっかく手に入れたチャンスだから、何としても事務所に所属してレッスンを受けなければって思ったんです。